3/15/2014

Karma

Konica Big mini F 35mm F2.8, NEOPAN 400
画家のHiroさんの車でオアハカからプエルトエスコンディードへと向う途中、出発して1時間位の所で、後輪を両方ともパンクして立ち往生している母親と青年の親子のセダン車を見かけた。

Hiroさんは、即座に車を止め、助けが必要か訪ね、親子の片割れの青年を20分程離れた次の村のメカニックまで送り届け、そこで別れた。

オアハカからプエルトエスコンディードまでは8時間程掛かるので、とめどなくメキシコと日本の思想の違いや文化の違いをずっと話し続け、メキシコは過去から現在まで先進国からの収奪のカルマの歴史が凄いのでその連鎖から抜け出せずにいるのではないかという様な話で盛り上がった。

その間6時間ほど順調に走り続け、あと4、50分という所で、Hiroさんの車のギアが入らなくなり道路の真ん中で車が止まってしまった。
車が止まるとボンネットからは爆発するのではないかと心配になるくらい白い煙がもうもうと湧き出てきた。
ボンネットを開けて見てみると、長時間のドライブでラジエーター冷却水が空になりエンジンがオーバーヒートしてしまったようだった。
当初は30分くらい休憩して、エンジンが冷えてからラジエイターに水を入れれば再出発出来ると楽観的に思っていたが、その後1時間ほど過ぎ日が暮れ出しても全くエンジンがかかる気配はなかった。
街灯も何もない二車線の相互通行の道の途中で立ち往生していたので、日が暮れ真暗になると何も見えなくなり本当に危険な状況になりつつあることが想像できた。
何台もの車が通り過ぎる中、どうしようかと途方にくれながらも、とにかく近くのメカニックまで歩いて助けを呼びに行こうと歩きかけたHiroさんの前にピカピカのSUVハマーが止まり、助けが必要かと訪ねた。
僕はなんて親切な人だろうと思いながらその光景を眺めていたがが、なんと、その中から出て来たのは、朝に出会った青年と母親だったを見て本当に驚いた。
話を聞くとセダンのパンクはその日のうちに直らない事が解り、残りの家族が別の車(ハマー)でピックアップしここまで来て私たちを見かけたと言う。

その後一番近いメカニックまで車を牽引してもらうと、助けてくれた親子はなんと私たちと目的地も同じだという事だったので、
車はメカニックに預け、プエルトエスコンディードまで送ってもらう事になった。

こんなドラマの様な事が本当に起こるんだなという驚きと、カルマって凄いなと感じた1日でした。

写真は立ち往生した車を牽引しようとバンパーにロープを巻いているところ。

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